コミック『毒親に育てられました 3 親子の縁を切るまでの話 今後一切、母とは会いません』を読む。
◆◇レビュー◆◇ ヒヨコは、最初に見たものを親だと認識するという。 人の子どもも同じように、「毒親」を「あたりまえの親」と刷り込まれて育つのだ。成長して周りの親と違うことに気づき、最終的に「悪縁は自分で断ち切る」という強い意志を手に入れるまでには、どれだけの苦しみを昇華していったのだろう。 本の中で、作者のつつみさんの母親は、子どもの虐待のニュースを見て「かわいそう」と言うのだ。苦しんでいる子どもとは裏腹に、親の方は、”自分が虐待している”という自覚はないのだ。そんな「毒親」が、”精神が成熟した親”に変わることは、ほぼないと思う。 親との縁は自分で選ぶことが出来ない”親ガチャ”なのだ。しかし、毒親から逃れ、過干渉されずに自分の道を歩いていけること、そして絶縁だってできること、この本を読めば、希望と勇気をもらえると思う。ただ、そういう子どもが少ないことを願いたい。
概要
概要 出典元:KADOKAWA
Instagramで話題のコミック。ついに完結!
短大を卒業したつつみは就職し、一人暮らしを始めます。
母からやっと逃れられたと思いきや、母は執拗につつみに連絡し、ついには家に押し掛けるように。ストレスのかかったつつみはうつ病を患い、退職。まわりの支えもあり、つつみは少しずつ立ち直り、母親と絶縁する決心をします。
娘に執着し続ける母から逃れるため、つつみがとった行動とは……。
著者:つつみ 定価:1,210円(税込) 発行:2022/08/25 発行所:KADOKAWA サイズ:A5判 192p ISBN:978-4-04-897423-3 C0095





